茗渓茶亭 No.2号(楽天開店号)
初めての受信の方々、ご登録有難うございました。
また、以前より受信いただいていた方々には、改めてお礼申し上げます。
当店では、「お茶は日常のものである」をキーワードにおいしい高山茶をご紹介しています。
「日常」だから、作法とか入れ方とか、難しく考える事はないというのがモットーです。
「紅茶のお手前」とか習っている人はあんまりいないと思います。
もちろん、日本の茶道などの伝統美を否定するつもりはありませんが難しい事はおいといてとにかく楽しんじゃおう。
ただ、おいしく飲むための技術やちょっとした知識はあったほうがいい。
そのような情報を、皆さんと一緒に増やして行きたいと思っています。
━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━
当店では、お茶をお買い上げ下さったお客様に、メルマガ+お得情報記載の「おしらせ」を発行しております。もし、当店にてお買い上げの機会がございましたら、注文時にメルマガから「おしらせ」への切り替えをお勧め致します。
━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━
今回のお知らせは、
・楽天市場店が開店しました。
・冬片&陳年高山茶&紅水到着
・極秘プロジェクト進行中(その2)
・高山茶のふるさと紹介(玉山)
です。
※お茶を飲むための中国語講座は今回お休みさせていただきました。
━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━
◆◇◆◇◆◇楽天市場店が開店しました。◆◇◆◇◆◇
この度、楽天市場内に支店を開設いたしました。…といっても、「一坪ショップ」です。スペースが限られていますので、全ての商品をご紹介する事は出来ないのですが、定番のものはそちらでも買えるようになりました。
もちろんポイントもつきますので、楽天でポイントをためていらっしゃる方は、楽天店からご注文ください。よろしくお願いいたします。
http://www.rakuten.co.jp/personal-linsan/
◆◇◆◇◆◇冬片&陳年高山茶&紅水到着!◆◇◆◇◆◇
★冬片は、梅山のものです。
冬片とは、冬茶を収穫した後に、冬の厳しい気候の中、力強く芽吹いた葉を丁寧に摘み取って造られるものなので、気候によっては、この冬片は作れない事もあるのです。
もちろん生産量も非常に少ないので、ちょっと大袈裟に「幻の貴重品」扱いされていたりもしますが、きちんとお茶作りに取り組んでいる農家ならば、管理によって、ある程度安定して生産する事が可能です。
ただ、今年は生産量が少なめの様子でした。
この冬片、1年の内で一番厳しい季節に育つ葉から作られるお茶ですので、根性入ってますよ〜。うまみと香りがぎゅ〜っと詰め込まれています。 お湯を注ぐと、待ってましたとばかりに甘い香りが立ち上ってきます。
まるで、香りの成分が、広がりたくてうずうずしていたかのよう。
香り高いのはもちろん、日本茶の玉露のように、とっぽりと甘〜い喉越しで、お茶のおいしさがいつまでも喉に留まります。この残り方がまた桁外れです。
私は夕方試飲した後、夜のお風呂に入ったときもまだ喉に甘さが感じられた程でした。
これはおいしい!冬片が貴重品扱いされる理由が良く分かりました。
50gパック¥2000円です。
カートまたはフォームからご注文できます。
入荷量が少ない限定品なので、売り切れの際は御容赦を。
陳年高山茶初登場!
陳年…その名の通り年を重ねた高山茶です。
通常、お茶の賞味期間は1年程度とされていますが、適切に保存し、手をかける事で、新しいお茶とはまた別のおいしさを出したものがこの陳年高山茶です。
一年に一度づつ火を入れなおし、また大切に封をして保存します。
もちろん、長い年月の内には、気候や、保存場所の条件など、いろいろな要因が茶葉に影響を与えますから、長年の経験を持った職人さんが、細心の注意をはらって、管理と火入れを行います。
これを繰り返す事で、まろやかで角が取れた味わいに熟成されていくのです。
なんだかワインに似ていますね。いわば高山茶のヴィンテージ。
今回入荷のものは、8年モノの陳年茶。
年月に磨かれて洗練された、いぶし銀の香りをぜひどうぞ!
今回はわずか3斤しか入荷していません。
「おしらせ」読者の方のみの限定発売です。
50gパック¥2000円、HPには載せていませんので、フォームかお申し込み時の【その他】欄にご記入くださるか、メールにてお申し込みください。
※このお茶はサンプルはつきませんのでご了承ください。
★「紅水」冬茶到着! !
以前、【オールドファンのためのお茶】としてご紹介したお茶です。
日頃、お客様から色々なご質問をいただくのですが、先日、あるお茶についてお問い合わせをいただきました。
皆さんご存知のように、お茶の名前は産地の他に、茶農家や小売りのお茶屋さんが命名した物もありますので、名前だけでは分からない事も多々あります。
このお茶の場合、名前が産地を意味する物ではなかったので、簡単にお答えができませんでした。
しかし、リサーチの結果、「どうやらこれでは」と思う物がありました。
ある高山茶農家では、茶屋さん(小売り)に特別に依頼されて、決まった量だけ作る、特別限定品とでも言うべきお茶があるのだそうです。
最近の、発酵も焙煎も軽目のお茶に飽き足りないオールドファンのリクエストで、昔風の作り方をしたものです。
今年の冬茶の場合、水色はおなじみの黄金色よりもう少し濃いオレンジがかった色で、香りは最初に花の香り、後から甘い乳香、味は、癖のないまっすぐでやわらかい甘みを持っています。
こちらは、50gパック¥800円、申込フォームのその他欄に「オールドファン希望」とご記入ください。
★杏仁茶プレゼントは続行中ですよ〜。
お湯に溶かすだけで簡単に杏仁ドリンクが作れてしまうスグレモノ。
寒天で固めればそのまま杏仁豆腐にもなります。
お湯で溶いてから冷やすとさらにおいしい。
我が家のお姫様(5歳)には、「あんにんどうふのじゅーす」として大好評です。
★入荷に伴う恒例の値下げは、
玉山春茶300g¥7200 → ¥5800(2割引)
玉山春茶100g¥3000 → ¥2000(3+?割引)
となっております。ご注文時、その他欄に記入するか、メールにてお申し込みください。
梅山春茶は売り切れのため、値下げセールはありません。ご了承ください。
◆◇◆◇◆◇極秘プロジェクト進行中。(その2)◆◇◆◇◆◇
茗渓茶亭2号では製品をご紹介できるかな? なんて書いたのですが、2号を思いのほか早く出す事になってしまい、まだご紹介できる段階ではありません。
前回ご紹介してから、ぼちぼちと予想メールもいただきましたが、いまだ正解者なしの状態です。引き続き募集中!
【極秘の正体はこれだ!!】宛先: yu-suganuma@meikei-tr.com
◆◇◆◇◆◇高山茶のふるさと紹介(玉山)◆◇◆◇◆◇
「ニイタカヤマノボレ」という言葉をお聞きになった事があるかと思います。
この「ニイタカヤマ」が台湾の玉山である事は、結構知らない人もいるようです。
玉山は、日本の富士山よりも高いため、かつて台湾が日本領だった時代、日本国内で一番高い山だったのです。
玉山は、明治天皇の勅で「新高山」と改められ、太平洋戦争の発端となった真珠湾攻撃の際の有名な暗号文、「ニイタカヤマノボレ」に使われました。
玉山は梅山と同じく観光の名所です。
地域は、玉山山脈の主軸として中央山脈の南部の山系まで及び、南投、嘉義、高雄、花蓮四縣に跨っています。玉山群峰、秀姑巒山、馬博拉斯山、達芬尖山、新康山、關山等の台灣百岳名山のうち三十ヶ所があり、亜熱帶高山型の国家公園となっています。1985年4月10日に玉山国立公園が設立されました。
玉山国家公園の中に「八通關古道」という道があります。
この道は台湾の歴史の舞台として有名な道です。
大陸では清の時代、台湾は一応清の領土と言いながら、辺境の地として無視され、開発はなおざりにされていました。
しかし、台湾の気候は暖かく、魅力があり、禁止されていたにも関わらず、対岸の福建省などの地域から、大勢の人々が台湾にやって来ました。
1871年、琉球の役人69名が、尚王朝に年貢を納めて帰る途中に、台湾に漂着し、54名が原住民であるパイワン族に賊首された事件(牡丹社事件)を契機に、日本は台湾に出兵しました。清朝は大臣・沈葆驍ニいう人を派遺し、日本の代表と交渉します。
当時、列強の諸外国は中国侵略の機会を虎視眈々と狙っていましたが、この事件で、世界は台湾の存在に気づき、清朝は自国の領土だと主張するために、台湾の開発を始めたのです。
事後、沈葆驍ヘ主に山を開墾、北、中、南と道路を開墾し直接東部に通過できる道を作り上げました。
そのうちの中路は南投県竹山から東埔、八通關,到璞石閣(花蓮玉里)を経由して1875年、10か月を費やして完成しました。
全長は265華里(約152km)、これを「八通關古道」と呼びます。この道路開墾の目的は、後山(東部)を開墾し、諸外国の侵略を防ぐと同時に、台湾島を建設するため、漢人を招く事でした。
しかし人が集まらず、道の利用が減り、やがて八通關古道も荒れるままになってしまいました。
日清戦争後、日本人は台湾を領土とし、「五年理蕃事業」の政策が公告されました。
最初の政策は原住民の武器と弾薬を没収することです。
大正三年(1914年)、日本人は南蕃武器没収政策を執行し,それに反抗した原住民は、大正四年に拉荷阿雷兄弟が布農族を連れて大分という所にある警察の駐在所を攻撃する事件がおきました。
歴史に残る大分事件です。
この事件後、日本は古道を封鎖、拉荷兄弟は日本警察に囲まれて、「草+老」濃渓の上流にある游之塔馬荷(玉穗)に移動し、抗戦基地を造っています。
大正八年(1919年)、大分事件後に形成された、隠れた抗日勢力を一掃するため、「八通關越斷道路」建設に着工し、大正十年完工しました。全長は約125km。
さらに、昭和6年(1931)、日本は近隣の道を開墾し里壟(台東關山)から六龜(高雄六龜)の「關山越警備線」(全長約175km)を開墾しました。
この道の完成により、「草+老」濃溪及び拉庫拉庫溪の住民を完全に日本人の監視下に置くこととなりました。
警備ライン上には「中之關駐在所」を置き、直接玉穗社を監視でき、さらに南北より玉穗を挟んで攻めることが可能となりました。
昭和八年(1933)拉荷阿雷は投降し、18年間続いた布農族の抗日運動は一段落となりました。
八通關古道は、清政府の台湾に対する政策の転換や、開発についての重要な証人となりました。
旧日本軍時代は、日本の台湾政策の題材となり、一方では少数民族の抗日運動の舞台となり,
また、布農族による抗日活動の英雄伝を生み出したのです。
※「草+老」=草冠の下に老の文字です。
参考HP
玉山公園 http://www.ysnp.gov.tw/
八通關古道 http://itfo.network.com.tw/tourguide/taiwan/root/default.asp
******************************************************************
お茶のページは
http://meikei-tr.com/linsan/tea/catalogo/catalog.htm
茶器のページは
http://meikei-tr.com/linsan/chaki/teapot2/Teapot2.htm
マガジンの解除は
http://www.meikei-tr.com/linsan/melmaga/melmaga.htm
をご覧ください。
******************************************************************
★☆★最後までお読みいただいて、ありがとうございました。★☆★
編集後記:
このメルマガを書くようになり、他のお茶屋さんのメルマガを参考のために読ませていただいています。
皆さんいろいろな主題を取り上げ、楽しいマガジンにしようと努力されていることがよく分かり、私も後に続きたいと努力しています。
ただ、気になることが一つあります。
台湾茶と中国茶を両方扱っていらっしゃるマガジンで、中国<本土>という表記を見かけることです。
歴史の話をすると長くなってしまいますので、ここでは控えたいと思いますが、台湾茶を愛してくださり、多少なりとも台湾の事情をご存知の方ならば、この表記を使用することはないと思います。
台湾でお茶を作っている農家の多数の人々は、「本省人」と呼ばれる日本統治以前から台湾にお住まいの方々です。
彼らは中国を<本土>とは思っていないはずです。
上記のような記述をされる方は、日本と沖縄の関係のように捉えて気軽に<本土>という書き方をされているのでしょうか。
台湾のお茶を好きでいてくださるのならば、そのお茶を生み出した台湾自身を少しでも知って欲しい、そんな気持ちもあり、今回、歴史的なお話を加えて玉山の紹介を書いてみました。
ご意見、ご感想をいただけたらうれしいです。
STUFFS:
店長 林世鐘:
梅山郷のお茶畑育ち。学生時代より製茶で小遣いを稼いだという高山茶のプロ。
お茶農家の友人多数。
発送・WEB担当 IRENE菅沼
台湾大好き一家にて烏龍茶をお供に育つ。
おいしければ銘柄や値段にこだわらないという無自覚な茶飲みのため、
年季だけは長いのに知識と経験不足の頼りないスタッフ。
★☆ 本メールは、林店長監修の元、菅沼が作成しております。☆★
━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━
★転載について★
このメールマガジンの友人・知人への転送は自由です。
転載ご希望の場合はご連絡ください。許可なく転載する事は禁止です。
Copyrights(C) 2003 Meikei-tr.Co. All Rights Reserved.
━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━━…━━
発行者:茗渓貿易 林さんの台湾物産店 店長・林 世鐘
ホームページ http://meikei-tr.com/linsan/
メール info@meikei-tr.com
〒323-0025 栃木県小山市城山町2丁目3-18
TEL 0285-25-9777
FAX 0285-22-0301